こんばんは。大工です。
今回は車カスタマイズについてお話します。
「車中泊やキャンプで大活躍 HiKOKI(ハイコーキ)の冷温庫を購入した感想」で、デメリットとしてあげたことの1つなのですが、車から電源を取る時に、電圧の影響か上手に冷えないことがありました。
そもそも我が家のNV350キャラバンはシガーソケットを3口ソケットに増設しており、もともとはそこから、ドライブレコーダーと冷温庫の給電をしていました。
ところが冷温庫を確認すると、バッテリーの充電はされているのに、庫内の温度が下がらないという現象が起きました。
考えられる原因
- 3口ソケットから電源を取りすぎていたこと
- ソケットで電源を分割していること
- ソケットと差込口の相性
- 電圧の不安定
そこでどのようにすれば改善するかいくつか検証してみました。
1つ目の検証
3口ソケットにインバーターを取り付けてAC電源で動かしてみることにしました。
これは失敗。普通にソケットから取った時と変わらず、冷える時と冷えない時があり安定しませんでした。
2つ目の検証
助手席の前にあるグローブボックスを取り外すとヒューズボックスがあります。そのヒューズボックスのACC電源の部分からエーモンの低背ヒューズ電源(7.5A)を取り付けて、0.75sqの配線を使って延長し、セイワの車用電源ソケットで電源を取ってみました。
これも失敗。たまたまかもしれませんが、ソケットと差込口の相性が悪く接触不良な感じがしました。 また、調べて購入したつもりでしたが、最大出力が3Aとなってしまい出力不足でした。
3つ目の検証
2つ目と同じくヒューズボックス のACC電源の部分から エーモンの低背ヒューズ電源(7.5A)を取り付けて、余裕を持って2.00sqの配線を使って 延長し、エーモンの電源ソケット(ロックタイプ、80wまで対応)で電源を取ってみました。
結果、1つ目、2つ目に比べると明らかに庫内の温度が下がるようになりました。
結果
対処する前よりは冷えるようになったけど、AC電源給電に比べると冷却速度は遅いです。
また、電圧の影響により設定温度に満たない時もあります。それでも、冷蔵庫として使用するには十分な温度まで冷やすことができるようになりました。
最後に
外気温が高い場合は庫内温度も高いため、思いのほか多くの消費電力が必要となります。
車に搭載しているバッテリーの状態、エアコンの使用、運転の仕方によっても電圧の変化が生じるため、その変化にも反応してしまう可能性があります。
また、ソケットの差込口はロック式を使用することをお勧めします。少しでも緩むと接触不良になり、冷えない可能性が高くなるからです。
今回の検証で、我が家では比較的安定して冷温庫を冷やすことができるようになりました。
参考までに。
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